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ブレーキをメンテする(その3)

2013-07-17 Wed

例によって、バイクのメンテにご関心のない方は、この記事スルーしてね。

キャリパーの汚れを歯ブラシで落とす。まだ1年足らずしか使っていないので、中性洗剤で汚れはきれいに落ちる。ピストン横の汚れも落とす。ここでちょっとした道具が登場する。

ブレーキピストン掴み器具

ピストン回し。ピストン表面に傷をつけないよう、ピストン上部を内側から挟んで固定して回転させる。この作業だけ、他に使いようがない特殊工具。

各社から出ているが、WITオリジナル製品が安くて機能的にも十分。これを使ってピストンを回転させ、ピストン横の汚れをまんべんなく落とす。ピストン横とサポートボルトにシリコングリスをつける。


ピストンはキャリパーの筒状の窪みに入っていて、オイルシールが窪みに密着してフルードの圧力を受けてピストンを動かしている。オイルシールが消耗すればフルードが漏れるので交換だ。

これがバラバラになった実物。なぜかこの状態で今でも手元にある。

フロントキャリパー一式が手元に残った

なぜこれが今でも手元にあるのか。

実は上記の作業がすべて終わりキャリパーをフロントフォークに取り付ける作業で、キャリパーのサポートボルトの雌ネジを潰してしまった。実物がこれ。

キャリパーの雌ネジをつぶしてしまった

トルクレンチを使ったのだが、規定トルク音が鳴らず締めすぎてしまい、雌ネジを完全に潰してしまった。性懲りもなく2本とも。

この後始末には相当悩んだ。結局、純正キャリパー部品を発注して付け直すことに。部品その他の費用約2万円。壊した雌メジのある部品だけを交換すればいいのだが、その部品単体の発注ができず、フロントキャリパー全体を購入することになった。

なので旧キャリパー部品がそっくりそのまま手元に残ったわけだ。

キャリパーサポートボルトの締め付けには注意を要する。トルクレンチを使って締めると、雌ネジは軟らかいアルミ製なので設定トルクの反応が出にくい。それで締めすぎて軟らかい雌ネジを潰してしまった。

マニュアルでは指定トルクは31となっているが、機能的にはこのボルトに強い締付けは不要に思える。キャリパーのスライド部分を支えるだけだから、まっすぐに取り付けられて外れなければいいはずだ。それほどのトルクは必要ないのではないか。

キャリパーサポートボルトの締付は要注意

あとでプロのメカに確認すると、やはりこのボルトは手締めで軽めに締めているとのことだ。この失敗で、トルクレンチの使い方と注意点、ボルトの役割を考え材質の見極めを十分に行う事、これらを学ぶことができた。貴重な経験。2万円はその授業料だと思えばいい。

なお同じ失敗はセローメンテの某有力サイトでも掲載されている。そこでは雌ネジのリカバリを行って対処しているが、こちらでは悩んだ末に部品交換を選んだ。

発注した新品キャリパーの取付はバイク屋さんに頼んだ。作業の失敗で気持ちが萎えてしまった。そのまま自分で作業を続行すると、ブレーキに不備が生じそうで怖かった。フルートの交換方法もこの時点では理解してなかったし。

なので取付の作業はプロに依頼し、結果的に前ブレーキの掃除(新品なので不要)とパッドとフルードの交換は終わった。せっかく使ったシリコングリスも活かされることなく。

ピストンに塗ったシリコングリスも活かされず

このフロントブレーキのメンテ作業失敗の落ち込みから立ち直るまで時間を要し、しばらく間をあけてからリアの作業に取り掛かった。

(次回に続く)

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