Maki's Blog ほぼ隔日

!! 2013.12.12 10秒後に後継ブログに自動的にご案内します! DTIブログの終了に伴い、本ブログは来週12月17日に消滅しますので。!!

*** 後継ブログのURLは、http://maki200801.seesaa.net/ です。よろしくね!***

スベア123Rその3

2011-03-11 Fri

123Rの話の続き。プレヒートの方法として一番いい方法を紹介する。もちろん私の独断。あくまで好き好きだからね。

その前に。以前グランテトラの水筒の話を書いた。かつて多くの山登りが持っていた水筒の話題だから、反響が大きいものと予想していた。しかし見事に裏切られた。「グランテトラ」というキーワードでは本ブログはまったく検索されていない。

やっぱ、この手の10年以上前の山の道具の話なんて人気ないよな。今回の123Rの話も同じようにニッチな代物だ。人気ないよな。仕方ない。そんなもんだ、世の中。

でもめげずに話を戻そう。結論。123Rのプレヒート剤として一番いいのは、百円ショップで売っている固形燃料。これで決まり。

プレヒート剤は百円ショップの固形燃料で決まり

旅館の食事で1人用の鍋の下にある、あの青くて丸いヤツだ。これが百円ショップで3個百円で売っている。5個百円の店もある。さらに問屋筋で大量に買うともっと安くなるらしい。

これが123Rのプレヒート剤として、とても使いやすく、しかも断然安い。

なんか気合が入らないなぁ。


123Rのプレヒート剤の条件は以下だろう。

1.火花だけで着火可能なこと(特に冬山や高地では)

ライターなど炎を利用する着火器具は、何らかの理由で炎が出なくなると使えない。気温気圧に関係なく使える火花器具だけで着火可能でなければならない。

2.炎に十分なカロリーがあること

コンロとして実用するには、タンク内のガソリンを十分な燃焼カロリーが発生するまで気化させなくてはならない。揮発性がよくても炎にパワーがないものはプレヒートさせても熱が弱く、燃料が気化噴射しないのでコンロとして機能しない。

3.燃えカスが固着しないこと

プレヒートが終わったあと、燃えカスが本体に固着するのは困る。燃えカスが固着すると掃除が面倒臭く見た目も悪いし、プレヒートの熱伝道効率が悪くなる。

4.ススや毒性気体が発生しないこと

ススが発生するとコッヘル類が汚れるだけでなく、密閉空間の場合は空気が汚れる。毒性気体の場合は命にかかわる。

5.安価なこと

これはとても大切で、ラーメン1杯作るのに数百円かかるなんて、遊び道具としては馬鹿馬鹿しい。

上記条件を材料別に評価すると以下となる。

燃料品目    条件1  2  3  4  5 総合点(△10点、○20点)

1)メタ      ×  ○  ○  ○  ×  60
2)練りアルコール △  ○  ×  ○  ×  50
3)ガソリン    ○  ○  ○  ×  ○  70

4)液体アルコール ○  △  ○  ○  △  80
5)ジッポオイル  ○  ×  ○  ×  △  50
6)百円固形燃料  ○注 ○  ○  ○  ○ 100

これが実証結果だ。実際に試してみた結果だから信用していい。断然、百円固形燃料がプレヒート剤として優れている。

上記の百円固形燃料の条件1の「注」だが、この燃料は常温では火花のみの発火は確実だが、氷点下に冷やすと火花のみで着火させるのは困難になる、その意味で「注」をつけた。

低温になった場合は、最初だけ揮発性の高いジッポオイルなどをかけて火花発火すれば十分に燃焼する。最近はジッポオイル相当品も百円ショップで売っている。

では、百円固形を利用した燃料を実際の利用シーンで紹介しよう。

実用では固形燃料1つを横に2分割、縦に4分割して1/8カケにして密封できるケースに入れておく。

8分の1に切り分けると使いやすい

実用時には1/8カケを2個使えば必要十分。タンクの溝の入れ込む。軟らかいのでグニャっと入れ込む。

切り分けた固形燃料を2個入れる

五徳を付けた外側からロックライターで着火する。気温が低い、あるいは風が強い、その場合は火花だけでは着火しないから、揮発性の高い液体(ジッポオイルなど)を少しかければよい。火花だけで簡単に着火し固形燃料に燃えうつる。

ロックライターで着火する

固形燃料が燃え尽きたころにはタンク内のガソリンは十分に気化している。本体着火でいきなりフル燃焼が始まる。

いきなりフル燃焼、写真だと炎が見えないけど

燃えカスが残るが固着しない。簡単に取れる。

燃えカスは簡単に取れる

百円固形燃料恐るべし。プレヒート剤ではどの燃料よりも優れている。普通の環境で使うならほぼ完全無欠の特性を備えているし、かなりの高地寒冷の環境でも大丈夫なはずだ。

燃料材としては揮発性アルコールが使われているから長期間保存には向かない。でも街中の百円ショップで常時売っているから買い置きする必要はない。使うときに新しいのを買えばいいだけの話。

さて、プレヒートの話はひと段落つけた。次回は123Rをめぐる他の話を書く。ニッチな話題でたいへん申し訳ない。これでまたアクセス数が落ちるんだな、きっと。でも我慢して読んでね。

「スベア123Rその3」を読んだ人はこんな記事も読んでいます
スベア123Rその1 (2011/02/18)
丹沢・大山に行った (2011/05/11)
秦野市製・富士山ビューマップ (2011/02/09)
コメント

100円ショップの利用はいいですね。私は自転車なのですが
35年くらい愛用していますよ。

次はバイク利用の予定

コメントありがとうございます。レスポンスが遅れて、たいへん申し訳ありませんでした。
自転車利用とは、本道中の本道ですよね。私は最近バイク(オートバイ)を再開したので、本道具を自動車用ガソリンで利用することを計画しています。ワイルドだぜぇ、ですね。
本当はいけないんだけどね。
今後とも本ブログをご愛顧のほど、よろしくお願いします。

コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する