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趣味性と実用性の間(ブレーキその4)

2009-06-05 Fri

カンチブレーキのデメリットを改善し実用性を高める方法を紹介しよう。

前にも述べたように、カンチのデメリットは以下の2点だ。

1.品質のいいブレーキシューをつけることができない
2.ワイヤー長の微調整が簡単かつ正確にできない

この要因が複合して効きが甘くなる。ならばこの2点の対策を打てばよい。

1.品質のいいブレーキシューをつける
2.微調整が可能となるアジャスターをつける

実現する具体的な製品例を紹介しよう。今のところこの方法が一番効果的な解決方法だと思う。

S社製ロードシューがそのまま利用できる

レバー側に取り付けるアジャスター

品質のいいブレーキシューをつけるには、ロード用のブレーキシューが装着できるカンチブレーキ用アタッチメントを入手すればよい。品質のいいブレーキシューとして現在一番入手しやすいものは、最大手S社のロード用のシューだ。互換性のある他社製品もたくさん提供されている。

S社のロード用の最上位グレード品、DURA-ACEシリーズのブレーキシューが、現在のところ品質においては最高だろう。これを付ければいい。例えばこうして。

D.A.のシューを使おう。これはいいぞ。

この製品は TESTACH社製のアクションカンチブレーキシュー。元々シクロクロスレース用に開発されたものだ。詳細はこちらから

S社製のロードのブレーキシューが使えることがウリなのだが、トーインの調整がアタッチメント側で可能なこともウリの1つ。本体側でトーイン調整できないブレーキでも「泣き」を防ぐことができる。もちろん本体側でできる場合はその機能は使わなくてもいい。私はそうしている。

カンチブレーキにこうして付ける

なお業界通なら誰もがご存知だろう銀輪庵主人も、上記と同機能の製品を自ら開発し発売している。ご主人はS社のロード用アルテグラのアタッチメントを改造している。詳しくはこちらから


次に、ワイヤーの長さの微調整に使用するアジャスター。ツーリング車ならブレーキはダイヤコンペのDC-204をお使いだろう。そのブレーキレバーのワイヤーの付け根のゴムにピタリと収まるアジャスターがこれだ。

レバー側のワイヤーに入れるだけ

実際につけるとこのように計ったように収まる。

ツーリング車のブレーキレバーにピタリとハマる

他にも類似製品があるかもしれないが、私が探したかぎり、ピタリとハマる製品はこれしかない。 Jogwire社のロケット2。詳しくはこちらから

他にもアジャストする方法はいろいろあって、例えばワイヤーの途中に入れるものなども提供されている。しかしツーリング車の場合はワイヤー周りをシンプルにしたほうがいいので、DC-204にピタリとハマる本製品がいいと思う。

これでワイヤーの長さの微調整が可能となる。クルクル回すだけで数ミリは調整できる。この数ミリがどういう意味を持つか、カンチのブレーキシューの当たりを自ら調整したことのある方ならご理解いただけると思う。


ブレーキシューにロードの最高グレードのDURA-ACEを使うと、ブレーキの感触が抜群によくなる。ロード用だからとてもコントロール性に富んでいる。カンチの持つ特性ととても相性がいい。バカ効きしない。マイルドで、かつ、確実に効く。

そしてシューが減っても−実は現在のDURA-ACEのシューはそれほど減らない−、アジャスターをクルクル回せば調整可能だ。ワイヤーの固定接続を解いて再調整することを考えれば、圧倒的に簡単でしかも確実だ。もちろんリスクは最小化される。

アジャスターで調整できないレベルまでシューが減れば、固定部分の再調整で対応するが、減ったシューは交換だ。機能に比べれば驚くほど安い。S社の最高グレード品でも1個数百円で買える。命を預けるものだから減ったら交換。ためらってはいけない。常にベストコンディションを保つ。当然だ。

これでカンチブレーキの実用性は飛躍的に向上する。間違いない。


ブレーキに関して趣味性と実用性という観点で語るなら、ブレーキは実用性が最重要で趣味性は必要ない。機能を最重要視する。なぜなら命がかかっているから。よってブレーキの実用性と趣味性の配分は、5:0(5点満点)。これが結論だ。

「趣味性と実用性の間(ブレーキその4)」を読んだ人はこんな記事も読んでいます
趣味性と実用性の間(ドロヨケその3) (2009/03/20)
GW中にチャリメンテその1 (2012/05/14)
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コメント

これは知らなかった

同じくカンチブレーキの効きに不満を持つ者です。メタリックグリーンのランドナーですが、同色ですね。
ロード系のシューが使えればシューの不満は解決しそうです。
問題は値段が高いですね。
このアジャスターもどんぴしゃの製品ですね。これは値段相応でいいです。

ロードシューアタッチメント

コメントありがとうございます。

記事にも書きましたが、ロードシューアタッチメントは銀輪庵で廉価版を販売していると思います。問い合わせれば親切に教えてくれます。ロードのシューの効きはマイルドかつシュアーで、とても気にっています。

今後ともよろしくです。

カンチって泣けちゃう

やほほ〜!のうさぎマリオだよ!
カンチブレーキのワイヤの張りの調整法だけど、STIレバーの場合はどうしたらいいんだろ〜。ワイヤが伸びるたびにいちいちワイヤ固定ボルトをゆるめて張り直してるから、めんどくさいのなんのって。おまけに、ワイヤがぬけたら死んじゃうかもしれないんで、かなり強くボルトを締めるから、ボルトが折れたこと一回(出先で)、今日もワイヤを交換して、ギュギュッと締めたら、なんかナメる直前のような感触が…。もういやだよ〜!シマノさん、なんとかして!

アジャスターあります

STIレバーでもワイヤーのアウターに付けるアジャスターがたくさんあると思います。アウターケーブルで調整するタイプ。ワイヤーをブレーキ本体と運転中に着脱するのは危険です。アジャスターで調整すべきです。アウターのアジャスターはいくらでもあります。そう思うけど、私はSTIの調整経験ないので、よく調べてね。

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