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使い馴らして味を出す

2009-02-06 Fri

前振り話、第3弾。ピッカピカだけではないことを言っておかねば。

前回までアルミとステンレスをピッカピカにする方法を紹介した。ピッカピカにする、つまり、古いものや傷んだものを真新しく見せる、というわざだ。

じゃあ全部ピッカピカにすればいいのかというと、それでは趣味が悪すぎる。使い馴らしていい味を出しているものと合わせてこそ、ピッカピカの部品が惹き立つ。メリハリが大切なのだ。

では使い馴らしていい味を出している「ように」見せる例を紹介しよう。

まずこれ。

ハンドルの端っこの部分の「ふた」

これはハンドルの端の部分のキャップ、つまり、ふた。ずいぶん茶色いから長いこと使っているのだろうと思いきや、1晩でこうなる。新品はこれ。

BROOKSの革バーテープに付いてくるエンドキャップ

材質はコルク。これはですね、植物性のサラダオイルを塗るんですね。そうすると昔から使っているような茶色に変わる。本格的には植物性のニスを塗るようだけど、台所にあるサラダオイルの方が素材にやさしい。ほっておくと乾燥するので年に2回くらい塗る。

次、これ。上のコルクは下のハンドルの先っちょに付いているヤツね。

革のバーテープ

単に汚れているとお思いか。ははは。そう見えるがちゃんと清潔にしている。

長く使っているように見えるが、実はこれ、最近3ヶ月でこうなった。材質は革で、冬になって防寒用に革の手袋をして乗り込んだ結果だ。革と革の摩擦で磨耗して黒光りする。昔の馬具と同じ。普通の使い方ではここまで光ることはない。

でも手垢だと思われて不潔者呼ばわりされるかなぁ。

やっぱ新しい方がいいのかも。まぁ自分しか触らないものだから、きっちゃにゃーいと思われたっていいっちゃいいんだけどね。でも春になったら新品に替えるか。

そして最後はこれ。

BROOKSの革サドル。3年でこうなる。

革のサドル。新品はもっと薄い色だった。使い馴らして革の色が変化しつつある。

上記と違ってこれだけは本当に乗り込まないといい味は出ない。3年かけてここまで変わった。

手入れ方法は諸説ある。よくやる過ちは油脂類の付け過ぎで、革の腰が抜けてしまうことだ。私はかつて革の登山靴でこの失敗を犯した。可愛さあまって手入れをし過ぎる。これがいけない。最低限の手入れにとどめ、自然の変化をじっと待つほうがいい。

このサドルは数ヶ月に1度ミンクオイルを表裏に塗っている。普通の靴屋さんに売っているものだ。オイルを塗るのは革が持つ本来の働きを保つためだ。乾燥しすぎを防ぎながらも、風通しのよいところで保管する。あくまで自然のままの状態に近づける。

革のサドルは乗るうちに自分のお尻の形に合ってくる。しだいに独特の艶と風合いが出てくる。

本当にいい素材は使っていくうちに味が出る。このサドルもこれから永きにわたって使うつもりだ。少しだけ手入れをしながら、いい味が出てくるのを根気良く待とうと思う。

組み合わせを楽しむ

磨けば光るところはピッカピカにして、使い馴らしていい味が出るものを組み合わせる。時が経つにつれ、組み合わせの妙が増す。これも楽しみのひとつ。

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コメント

私は、黒ずんでしまった革サドルを元の明るい色(ハニーブラウン)に戻すという、貴殿とは反対のことにトライしています。
詳細は、MIXIの日記(2008/9/03、9/12)で。

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