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学習:本多勝一「日本語の作文技術」8

2008-07-14 Mon

5月から先週まで文章の書き方を考えてきた。前半ではテキストにある文章表現についてテキストの主旨にあわせて考え、後半はネットの文章の特異性について課題を挙げた。

今回は本学習テーマの最後・番外編として、本多勝一の思想について思うところを述べたい。

4022610530実戦・日本語の作文技術 (朝日文庫)
本多 勝一
朝日新聞社 1994-09

by G-Tools

たぶんこれを読むほとんどの方は本多勝一をご存知ないのだろう。ネット層の主流とは世代が違う。世代的には私たちが影響を受けた最後だと思う。かつては若者に絶大な影響を持っていたが、今では名前すら「死語」に近いのかもしれない。

彼の経歴と業績はこちらから

若者に絶大な人気を誇ったのは1970年代だろう。今が2008年だから約40年前ということになる。これまでの国内の40年の動きを10年区切りでざっくり表わすとこういうことになるのか。

1970年代:第二次安保、政治、シラケ、モーレツ
1980年代:経済、海外、バブル、日本ブランド
1990年代:バブル崩壊、リストラ、失われた10年、ネット
2000年代:右肩下がり、携帯、少子化、温暖化

もっと大きな流れで変化を表すと、
・成長経済の崩壊
・ネット/携帯カルチャーの浸透
・若者の弱体化
だろうか。見方はいろいろあるが。

70年代に若者を中心に広く受け入れられた本多の思想を、これもまた大雑把に言うと、
・自然環境/原住民族の尊重
・強大な国家権力による覇権主義、偉そうな態度、それに対する徹底的反抗
・弱者の視点から行なう、権力体制への徹底的批判
ざっくり言うとこんなところだろう。

もうひとつ言うべきは、彼が朝日新聞社の記者であり続けたことだ。定年まで勤めている。商業ジャーナリスムの枠組の中で活動し生活の糧を得ていたのは厳然たる事実だ。

これらがどう関係するのか、つらつら考えてみた。


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学習:本多勝一「日本語の作文技術」7

2008-07-07 Mon

7月に入ったが学習テーマはこれまで通りとし、文章をどう書けばいいのかを考えたい。

4022610530実戦・日本語の作文技術 (朝日文庫)
本多 勝一
朝日新聞社 1994-09

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本多勝一の思想についてはどこかで触れようと思っているが、日本語文章の書き方指南はとても参考になる。新聞記事の文章の書き方を基調とし、簡潔で正確でわかりやすい文章を書く方法を説いている。確かにそれが基本なのだ。

しかしネットの文章となると、基本以外の応用範囲の範疇に入る事柄が多い。基本は大切なのだが、紙面の文章と画面の文章は違う。そう考える方が自然なことも多い。

このあたりはこの場で結論づけることは不可能なので、いくつか気付いたことをあげて今後よく考えてみることにしたい。

紙面の文章と画面の文章の違いは確かにある。


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学習:本多勝一「日本語の作文技術」6

2008-06-23 Mon

6月の学習テーマは文章の書き方とし、テキストはかつてのカリスマ、本多勝一の著作を読み、日本語文章をどう書けばいいのか考えたい。

4022610530実戦・日本語の作文技術 (朝日文庫)
本多 勝一
朝日新聞社 1994-09

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テキストの内容をきっかけに、文章をどう書けばいいのか、何が問題なのか、考えてきた。前回までの考え方をおおまかに言うとこうだ。

1.文章は「ですます」調ではなく非「ですます」調にすべき。
2.非「ですます」調だと、語尾の使い方がむずかしい。よく考えて使わないと読み手に不躾で乱暴な印象を与えてしまう。
3.いいなと思う記事の文章をデジタルに分析してみると、その要因がわかってとても参考になる。

1と2だが、確かに手に取ってページをめくりながら読む本で、しかも内容は散文、だったら通用する考え方かもしれない。だがブログなどネットに載せる文章の場合、果たして本当にその考え方が正しいのか、いささか疑問が残る。

なのでネットに載せる文章、特にブログの文章はどう書くべきかに焦点を絞って考えてみたい。

そこで3のアプローチにトライする。これはいいなと思う題材を選んで分析してみる。

今回もちょっと長くなるので、時間のない方はあとでじっくり読んでね。


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学習:本多勝一「日本語の作文技術」5

2008-06-16 Mon

6月の学習テーマは5月に続き文章の書き方とし、テキストとしてこれをじっくりと読むことにする。

4022610530実戦・日本語の作文技術 (朝日文庫)
本多 勝一
朝日新聞社 1994-09

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テキストはじっくり読むことにして、前回に続き文章の書き方を実践的に探ってみることにする。もちろん記事は内容が1番重要なのだが、ここでは文章という切り口で考えてみたい。

ブログを書いていて、自分の書いた記事が読み手にどのような印象を与えているかとても気になる。要するに、読み手に気に入られたい、ウケたい、という気持ちが強くはたらく。

だから文体もなるべく好かれるよう書く。「ですます」調で書くのはその現れだ。

でも「ですます」調は書き手が意図するほど読み手には好かれない。むしろ鬱陶しい印象すら与える。話し言葉で書く方が親しみ表現ができる気がするのだが、ブログだって文章という表現スタイルを使うのだから、非「ですます」調が基本なのだ。これは前回書いた。

文章表現のなかで文末表現がとても気になる。文末表現が読み手に与える影響は大きい。具体的には「〜である。」「〜だ。」「〜なのだ。」「(体言止め)」という、文末が名詞・体言で終わる表現をどう使うかで文章の印象が大きく変わる。

以前、「〜である。」の多用が読み手にとても良くない印象を与えることを書いた。その代替案も考えた。でも実際にはそれぞれをどのくらいの頻度で使うべきなのか、詳しくは考えていなかった。

なので理屈をこねているよりも、お手本文章はどうなっているのか、それに対して自分はどう書いているのか、実際に調べてみようと思いついた。で、調べて比較してみた。1つ1つ数えたのだ。日曜の午後に。


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学習:本多勝一「日本語の作文技術」4

2008-06-09 Mon

6月に入った。通例だと新テーマを選ぶのだが、文章の書き方についてまだまだ考えてみたいことが多いので6月も同テーマで続けることにした。

テキストは前月と同じものに続編が出ている。より実戦に即したテーマが抽出されている。これも参考にしたい。

4022610530実戦・日本語の作文技術 (朝日文庫)
本多 勝一
朝日新聞社 1994-09

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テキストでは特に触れていないことなのだが、文章を書くときにまず最初に語尾の使い方で悩む。

ブログを書き始めるとき、文章の語尾を「ですます」調にするかしないかで悩んだ。当初は「ですます」調でスタートした。人に読んでもらう文章だしそれほど長くないし論文でもない。むしろ話しかける雰囲気を出したいし話し言葉の方が読み手も読みやすいだろうと思ったからだ。

「ですます」調の方が丁寧だし明るい雰囲気を出せる気がする。好かれそうな気がする。でも果たして本当にそうだろうか。

今回は記事が長いので、時間のない方は飛ばすかあとで時間のあるときにご覧いただきたい。では始めよう。


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学習:本多勝一「日本語の作文技術」3

2008-05-26 Mon

5月学習テーマは文章の書き方とし、テキストはこれを採用する。

4022608080日本語の作文技術 (朝日文庫)
本多 勝一
朝日新聞社出版局 1982-01

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ブログを書いていて文章で迷うことがいくつかある。そのうちのひとつが語尾の終わり方をどうするかだ。非「ですます」調がいいのか「ですます」調がいいのか、これは大いに悩むところだ。

今回はまず非「ですます」調のなかで気になる点について考えみよう。そしてそれを本書がどのように述べているかを調べてみる。


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学習:本多勝一「日本語の作文技術」2

2008-05-19 Mon

5月の学習テーマは文章の書き方とし、テキストはこれ採用する。

4022608080日本語の作文技術 (朝日文庫)
本多 勝一
朝日新聞社出版局 1982-01

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普段何気なく書いている文章だが、正確に表現するには状況に応じていくつかの原理原則が存在する。本書はそんな原理原則をとても論理的に、かつ具体例を多く使って説明する。 懇切丁寧に、というか執拗なくらいに。

例えば、文章を書くとき何気なく使うものに「、」(読点)がある。普通は簡単な使い方をするのだが、状況に拠っては複雑な機能を持つ使い方もある。

前回の私の文章を例にとろう。


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学習:本多勝一「日本語の作文技術」1

2008-05-12 Mon

5月の学習テーマは文章の書き方とする。テキストはこれを採用する。

4022608080日本語の作文技術 (朝日文庫)
本多 勝一
朝日新聞社出版局 1982-01

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自分でブログを書くようになって、他人が書いた文章−ブログやHP・掲示板などから新聞・雑誌・エッセイ・文学に至るまで−にとても敏感になった。

書かれた文章を読んで、読みやすい、わかりやすい、上手いなぁ、と思うこともあれば、読みづらい、わかりづらい、何が言いたいんだろう、印象わるー、などと以前より鋭敏に感じるようになった。


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