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1Q84

2010-07-05 Mon

少しずつ読むこと数ヶ月、やっと3巻を読了した。
今年のベストセラー

章立ての構成は「世界の終わり…」、あちら世界とのつながりでは「ねじまき鳥…」、男女の愛では「ノルウェー…」、きめ細かい感情表現では「カフカ」、カルトを題材「アンダーグラウンド」と、これまでの村上ワールドの集大成のような作品。

ソツなく丁寧に丹念に作られた力作だが、さて、これをどう評価するか。


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村上春樹の新作1Q84発売記事の波紋

2009-06-03 Wed

先週当ブログで村上春樹の新作長編「1Q84」が、29日金曜日に発売される内容の記事を書いた。当然、自分も29日に買うつもりであったが、その日夕方、別の用事が急に入ってしまい買わなかった。翌日に買えばいいと、安易に考えていた。

翌日の土曜の午後、用事を終えてのんびりと上野の書店に寄った。そしてすぐにこの考えが甘かったことに気がついた。第1巻はすべて売り切れ、第2巻しか売っていない。駅内アトレ内の明正堂でも、広小路にあるツタヤでも同じ。うかつだった。ここまで人気を集めるとは思わなかった。

即日完売。翌日買いに行った自分は甘かった。

発売当日に60万部以上が売れたと新聞にある。出版不況の続くなか、村上春樹だけは別次元にいることを今さらのごとく知らされる。


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村上春樹の新作長編1Q84発売

2009-05-27 Wed

ファンの皆さんならとうにご存知だろう。ファンでない方にも知っていただきたい。明後日の 5月29日、村上春樹の長編小説が発売される。アフターダーク以来5年ぶり。題名は「1Q84」。新潮社から。

今回の宣伝サイト(新潮社のサイトより)

題名からしてずいぶん意味深だ。5年ぶりだから練りに練った内容と想像する。発売前からいろんな噂がファンの間で囁かれている。

おそらくかなりの実験作だろうと予想している。氏は新潮社から書き下ろし作品を出す場合、既定路線と異なる野心作が多い。


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学習「村上春樹はくせになる」総集編

2008-03-31 Mon

今月のテーマは村上春樹の長編でした。ガイド本は、
清水良典著:「村上春樹はくせになる」(朝日新書)を選びました。

4022731044村上春樹はくせになる (朝日新書)
清水 良典
朝日新聞社 2006-10

by G-Tools


途中下車的感想文を毎週月曜日に書いてきました。今週は毎週分プラスこの臨時増刊号の2つの記事をアップしました。まとめの意味で作品全体を振り返ってみました。いわば総集編。今週分とあわせてお読み下さるようお願いします。

充実した1ヵ月でした。これほど密に長編小説を読んだ1ヶ月は過去にありません。でも楽しかった。年度末の多忙期とちょうど重なって時間の捻出に苦労しましたが、なんとか読破できました。

今回はきっかけにすぎないと思っています。これを機会にもっと深く作品を味わっていきたいと思います。そして、村上春樹というひとつのものさしができたので、他の著者著作にもどんどん挑んでいきたいと思います。

では、まとめの意味で、全体的見地から感想を述べますね。長文ご注意。

ではブログらしくランキングから。私が選ぶお奨め村上春樹ベスト作品は…


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学習「村上春樹はくせになる」5

2008-03-31 Mon

毎週月曜日はテーマ学習。今月のテーマは村上春樹の長編。ガイド本として、
清水良典著:「村上春樹はくせになる」(朝日新書)
を使っています。

ついに最終日を迎えました。月末の5回目で一応終わりということでお疲れ様でした。

間違いなく確実にノーベル文学賞を近い将来受賞するであろう村上春樹を、それも長編すべてを1ヶ月で読み切る企画は、たぶんどこのよそ様でもやっていません。ふつうやるかって、著者に失礼だよ。でも、ま、いいものは早く吸収しないとね。

普遍的な評価は歴史にまかせましょう。文学ですので、自分の感性で、好き嫌いで、勝手に感じるままに読めばいいんです。堅苦しいことはなし。

いい文学は、いい文章を、いい表現を、いい思考を、そして、いい感性を与えてくれます。本当に楽しい1ヵ月でした。

ここまでの道のり:

? 読み 出版年 著作
1.済  1979  風の歌を聴け 
2.済  1980  1973年のピンボール
3.済  1982  羊をめぐる冒険
4.済  1985  世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
5.済  1987  ノルウェーの森
6.済  1988  ダンス・ダンス・ダンス
7.済  1992  国境の南、太陽の西 
8.済  1994  ねじまき鳥クロニクル1、2
9.済  1995  ねじまき鳥クロニクル3
10.済  1999  スプートニクの恋人
11.済  2002  海辺のカフカ
12.済  2004  アフターダーク

では、最終となる「海辺のカフカ」「アフターダーク」。途中下車的感想文。終点駅到着的感想文は別途臨時増刊号に書きます。では始めます。


[学習「村上春樹はくせになる」5] 面白そうなのでこの続きを読む

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学習「村上春樹はくせになる」4

2008-03-24 Mon

毎週月曜日はテーマ学習。今月のテーマは村上春樹の長編。ガイド本として、
清水良典著:「村上春樹はくせになる」(朝日新書)
を使っています。

テーマがテーマだけにだんだん長文になってきます。すいません。読みにくいですね。写真もないし。でもがまんして読んで下さるとありがたいです、多謝。

昨日まで「ねじまき鳥クロニクル3」と「スプートニクの恋人」を読み終わり「海辺のカフカ」にとうとう着手。やっとここまで辿り着きました。もうひとふんばりと思っていたらこのあとまだ「アフターダーク」があるんですね。

? 読み 出版年 著作
1.済  1979  風の歌を聴け 
2.済  1980  1973年のピンボール
3.済  1982  羊をめぐる冒険
4.済  1985  世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
5.済  1987  ノルウェーの森
6.済  1988  ダンス・ダンス・ダンス
7.済  1992  国境の南、太陽の西 
8.済  1994  ねじまき鳥クロニクル1、2
9.済  1995  ねじまき鳥クロニクル3
10.済  1999  スプートニクの恋人
11.   2002  海辺のカフカ
12.   2004  アフターダーク

やっとの思いで登って頂上が見えたと思ったら、その先にまだひとつ頂上が見えた山登りみたいです。

しかし考えてみれば、1ヶ月で村上春樹の長編を全部読むというのは無謀な試みだったかもしれない。後先のことをあまり考えずに始めてしまいましたが、あと残り2作品までになりました。もうちょいなのでムチを入れます。

早く始めろって、はい。では「ねじ…3」から。途中下車的感想文。


[学習「村上春樹はくせになる」4] 面白そうなのでこの続きを読む

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学習「村上春樹はくせになる」3

2008-03-17 Mon

毎週月曜日はテーマ学習。今月のテーマは村上春樹の長編。ガイド本として、
清水良典著:「村上春樹はくせになる」(朝日新書)
を使っています。

先週は金曜から土曜にかけて東北出張、往復新幹線とホテル宿泊で長編読破の機会だったけど。新幹線って速い速い、あっという間に着いてしまった。夜は宴会だったし。日曜は送別会ゴルフで1日遊んだ。両方とも楽しかった。

そんなこんなで「国境の南、太陽の西」と「ねじまき鳥クロニクル1、2 」まで読破。3まで届きませんでした。前回に続き途中下車的感想文。


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学習「村上春樹はくせになる」2

2008-03-10 Mon

毎週月曜日はテーマ学習。今月のテーマは村上春樹の長編。ガイド本として、
清水良典著:「村上春樹はくせになる」(朝日新書)
を使っています。

昨日までに「ダンス」上下、「ノルウェイ」上下まで読み終わりました。

ちょっとした間違いをしました。「世界…」のあとの作品は時系列でいくと「ノルウェイ」ですね。先に「羊」の続編である「ダンス」を読んでしまいました。この間違いはちょっと痛かった、著者の思考プロセスを汲み取るのに。

この出版時系列を再確認しておきます。

3.1982  羊をめぐる冒険
4.1985  世界の終わりとハードボイルドワンダーランド
5.1987  ノルウェーの森
6.1988  ダンス・ダンス・ダンス

「羊」のあと3年かけて「世界…」を書き、その後2年かけて「ノルウェイ」を書き、1年かけて「ダンス」となります。すべて書き下ろしです。

この3つ、「水脈」が明らかに違いますね。これがいくつの「水脈」になっていくのかは全作品を読んで振り返らないと判別しませんが、今の時点で3つあることは事実。

そんななか途中下車みたいな状況ですが、今時点の感想を述べていきます。まず「ノルウェー」から。


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学習「村上春樹はくせになる」1

2008-03-03 Mon

毎週月曜日はテーマ学習です。1ヶ月単位が原則なんですが、2月に村上春樹を取り上げたところ、中途半端にまとめたくないし、もっと時間をかけて多くの作品を読んでみたくなり、3月も継続して村上春樹をテーマとすることにしました。

自分で決めるんだから何をやってもいいんだけど。一応、けじめなんでこういうお断りをしているわけです。こういうところがミョーにまじめなんだよなぁ、いえいえ。

で、まず作者の思考プロセスを大筋で理解するために、長編を時系列に読んでいくことにします。その方法がこの作家を理解する一番オーソドックスな方法だと思います。かつて読んだものもほとんど内容を忘れているので、もう一度読み返します。

道案内役のテキストとしては、


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学習「走ることについて語るときに僕の語ること」4

2008-02-25 Mon

2月の学習の4回目です。村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」について語ります。

このエッセイ集、文章が素直でサラっと淡々として、簡潔にして明瞭、とても読みやすい。文学作品じゃないから、普段からよく考えている日常生活を語っているから、自身の過去を振り返る「メモワール」だから、なのでしょう。

前回も書きましたが、後半の一部分のちょっと照れくさい表現以外は、とてもいい文章・文体です。とても参考になります。筆写ならぬキーボード写したくなります。それくらい散文のお手本的文章だと思います。

村上春樹作品はずいぶん昔に「ノルウェイ」と「ねじまき」を読んでいて、その感触がかすかに残ってはいました。今回、初期作品から発表順に読んでいます。やっと「ダンス」の上まで読み終わりました。

初期3作品はこの「走ること…」にも執筆の経緯が書かれています。初期2作はとても斬新で「感覚的な」走り書き的若い作品だと思います。一瞬の才能でサッと書き上げた印象です。その才能は身近に、というか、なかなかいいじゃん、ふうな近しいものを感じます。がしかし…


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学習「走ることについて語るときに僕の語ること」3

2008-02-18 Mon

毎週月曜日はテーマ学習。今月のテーマは、村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」です。3回目。

前半で著者が「走ること」を始めた経緯が語られています。長編3作目「羊をめぐる冒険」を書き終えたころから走り始めたそう。82年、33才。

早稲田文学部を7年かけて卒業、在学中に結婚、飲み屋を経営し「朝から晩までくたくたになるまで働い」ている29才が’風’を書き上げ、帰宅後の深夜に「台所のテーブルに向かって眠くなるまで原稿を書く」なかで’ピンボール’を書き、更には81年に店の経営をやめて「背水の陣」で挑んで33才で’羊’を書き上げる、このあたりの状況を著者自らが淡々と語っています。


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学習「走ることについて語るときに僕の語ること」2

2008-02-11 Mon

毎週月曜日はテーマ学習です。

今月のテキストは村上春樹「走ることについて語るときに僕の語ること」。

この本は濃いですね。表面的にはサラッとしていますが、内容があります。村上春樹という人物が「走ること」を媒体に自らの作品と自らの生き方を語るということが、どれほどインパクトのあることか、ということなんですね。ササッと「走ること」の感想で流そうとしましたが、あれこれ考え出すとなかなか感想を書くのはむずかしい。

小説への取り組み姿勢、そしてなぜ村上春樹が今メモワールを語るのか、そのあたりがこの本に対するあるべき批評の核心ポイントだと思います。それを語るには残念ながらちょっと周辺知識がなさ過ぎます。もう少し時間を下さい。私なりに準備して考えをまとめようと思っています。うまくいくかどうかわかりませんが。

では今回分を始めます。


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学習「走ることについて語るときに僕の語ること」1

2008-02-04 Mon

今月の学習テーマは「村上春樹の感性に触れる」です。テキストは
「走ることについて語るときに僕の語ること」
にしました。

走ることについて語るときに僕の語ること走ることについて語るときに僕の語ること
村上 春樹

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学習テーマですが、前月まで3ヶ月「左脳物」が続いたので、今月は流れを変えて「右脳物」にしました。センシティブな感性を身につけて情緒を躍動させようという主旨です。


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